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地域ブランディング と シティプロモーション

地域ブランディング と シティプロモーション

シティセールスやシティプロモーションと言う言葉を聞いたことがありますか?
私が住む街にもシティプロモーションがあって、興味を持って調べてみました。和製英語で、言葉通りであれば「都市を売りだす」や「都市を宣伝する」と言う意味ですが、シティプロモーション自治体等連絡協議会では以下のように定義づけされています。

 

シティ・プロモーションは地域再生、観光振興、住民協働、など様々な概念が含まれています。シティ・プロモーションの捉え方は多々ありますが、その一つは、そこに住む地域住民の愛着度の形成と考えます。その先には、地域の売り込みや自治体名の知名度の向上と捉えることも可能です。さらに、自らの地域のイメージを高め経営資源の獲得を目指す活動と考えることもできます。このようにシティ・プロモーションの取組みは、多方面に広がっていく能動的な活動になります。シティ・プロモーションには、自治体にはない「営業」という要素が多くあるため、民間企業等の活動から多く学ぶ要素もあります。そこで、シティ・プロモーションに取組もうとする自治体と、それを後方支援していく民間企業等の交流の場が必要と考えます。

出典:シティプロモーション自治体等連絡協議会
https://www.citypromotion.jp/シティプロモーションとは?

 

思ったのは。。。めちゃくちゃ定義が広い!!
調べてみると、地域ごとにその設定は異なるようです。成功事例がまとめられているサイトがありましたので下にご紹介しておきます。とても興味深いところばかりで、感じたのは、ゴールをきちんと決める言語化がとても大事だと言うこと。地域の特性を活かしつつ、人口を増やしたいのか、観光客を増やしたいのか、特産品を周知したいのか。。。そしてそれを達成するために、一貫して内外に発信し続ける大切さ。まさに、地域ブランディングです!

 

シティプロモーションでは様々なイベントを通して、多くの人を呼び込むことは非常に効果的とされています。沢山の人が来てくださってイベントは大盛り上がり!・・・しかしこれで満足してはいけません。イベントはあくまでキッカケです。開催したイベントを意味あるものにするためには、そのイベントを通じて、設定したゴールに繋がるような、地域の魅力を参加者にアピールし、知ってもらうことがなによりも重要です。

 

また、発信するにしても外部の人だけではなく、重要なのは市民、すなわちそこに住んでいる人、そこで活動している人です。そこに住んでいる人、そこで活動している人が身近にある魅力に誇りや愛着を持てば、自然とその魅力を大事にし、さらに良いものにしようとするでしょうし、人に話したくもなります。そうです、住民一人ひとりが最高の「営業マン」という訳ですね。そう考えると、シティプロモーションの目的は「誇りや愛着を持ってそこで生活できるようにすること」と言えます。こうして街づくりに対して良い循環が生まれることで、 地域経済の活性化も期待できます。

 

そしてこの「地域ブランディング」はSDGsの推進とも相性がとても良いのですが、こちらは次回まとめたいと思います。

 

参考:地域創生を全力で考えるメディアサイト つきぎ集落
【厳選11選】シティプロモーションのおもしろい事例を紹介します!

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