diary

WEB社長日記

頼まれごとは試されごと

先日、「何のために・・・」という記事で、中村文昭さんという方の講演について書いたのですが、そのお話の中から一つだけ紹介します。

中村さんが弟子入りした田端さんという方から、常日頃言われていたことの一つに、「頼まれごとは試されごと」というのがありました。

人から色々なことを頼まれることがありますが、それは全て自分は試されているんだと考えなさいという教えで、

難しいと思うことでも、人は自分に出来ると思うからそれを頼んできたのだから、引き受けなさい。
そして、その予想を超えることによって人を喜ばせなさい。

小さな頼まれごとでも、それを繰り返すことによって、信頼される存在になって、そのうち、「あなたにお願いしたい」「あなたにしかできない」と言われる存在になれる。

「自分はこうなりたい。こんなことがしたい!」というような夢がない人は、そうやって人を喜ばせて生きなさい。

と師匠に言われ、自分の生きる道を見出した中村さんは、数年後、三重県の伊勢市でウェディングレストランを開くんですが、そこで披露宴を行ったカップルは、みな感動し、新婚旅行から帰ってきた時に、スタッフ全員にお土産を買ってきてくれる方もいるそうです。

そこにあるのはノウハウではなくて、どうやって人を喜ばせるか、感動してもらえるかを真剣に考えるということだけなんですね。

そうすることによって、宣伝や広告を一切出すことなく、口々に伝えられ、お客さんが絶えない状態なんだそうです。

私も、自分がこうなりたいという想いはあまりなく、お客様の役にたって、それで生きていければなぁと考えていましたが、こういうのが本当にお客さまの為に働くということなんだと、聴いていて思い知らされました。

そして、自分のやってることはこの人の足元にも及ばないですし、もっとやるべきことが山のようにあると反省し、考えさせられました。

もっともっと精進して、ご依頼いただいたお客様の予想を超え、素晴らしいホームページを作成していきたいと思います!

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