「0570005046からの電話は詐欺電話?」
「0570005046からの電話は無視しても大丈夫?」
0570005046という見知らぬ番号から着信があり、上記のような不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
具体的には、口座残高不足によって引き落としができなかった場合や、入金確認が取れていない場合に、自動音声または担当者から督促の連絡が入る仕組みになっています。
もしも着信を無視し続けると、PayPayカードの利用停止だけでなく、遅延損害金の発生や信用情報への悪影響など、様々なリスクがあります。
※参考:クレジットカードの不正利用や後払いの支払遅延から身を守るために|経済産業省
一方で、電話がかかってきた理由を正しく理解し、適切に対処すれば、大きなトラブルを未然に防ぐことは十分に可能です。
この記事では、0570005046から電話がかかってくる具体的な理由を解説します。
また、着信があった際の正しい折り返し手順、支払いが難しい場合の対処法についても詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
0570005046からの電話はPayPayカード
結論から申し上げますと、「0570005046」という電話番号の発信元は、PayPayカード株式会社(旧Yahoo! JAPANカード)です。
お支払いの確認ができなかった場合、電話番号「0570-00-5046(自動音声)」からご連絡する場合があります。折り返しいただくか上記に記載の方法でお手続きをお願いします。
※引用:お支払い日に引き落としができなかった|PayPayカード
- 発信元はPayPayカード株式会社
- 用件は「支払いに関する自動音声の督促」
- 詐欺ではないため、無視せずに対応が必要
具体的には、カード利用代金の引き落としが確認できなかった場合に、契約者に対して支払いを促すためにかけられている「自動音声」の督促電話となります。
例えば、毎月27日の引き落とし日に口座残高が不足していたり、何らかの理由で入金処理が完了していない場合に、この番号から着信が入る仕組みです。
「0570」から始まる見慣れない番号であるため、「詐欺や架空請求ではないか」と警戒される方も多いでしょう。
0570005046から電話がかかってくる理由は主に2つ
0570005046から電話がかかってくる主な理由は、「口座からの引き落とし失敗」と「入金の未確認」の2つです。
カード会社は、支払期日を過ぎても入金が確認できない利用者に対して、状況の確認と支払いの案内を行うために連絡を入れています。
例えば、うっかり口座への入金を忘れて残高不足になっていたり、振り込み手続きをしたものの反映が遅れていたりするケースが考えられるでしょう。
どちらの理由であっても、PayPayカード側で「支払いが完了していない」と判断されている状態に変わりはありません。
以下では、それぞれの具体的なケースについて解説しますので、ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
口座からの引き落としが失敗したため
最も可能性が高い理由は、引き落とし日である毎月27日に口座残高が不足しており、正常に決済ができなかったケースです。
PayPayカードは指定された日に自動で引き落とし処理を行いますが、その時点で口座残高が1円でも不足していると引き落としは実行されません。
具体的には、下記のような場合などが該当します。
- 引き落とし口座の残高が足りない
- 他のクレジットカードの支払いが重なって残高が足りない
金融機関によっては再引き落としがかかる場合もありますが、0570005046から電話があるということは、再引き落としもできなかった可能性が高いと言えるでしょう。
指定の期日までに入金を確認できなかったため
もう一つの理由は、再振替や振り込みなどによる支払いが、指定の期日までに行われなかった、またはPayPayカード側で入金確認が取れていないためです。
引き落としができなかった後、カード会社は「いつまでに支払ってください」という期限を設定します。
そのため、期限を過ぎても着金が確認できないと督促の電話がかかってくることを知っておきましょう。
PayPayカードの支払いが確認できないとされるケースには、以下のような状況が考えられます。
- コンビニ払いの用紙が届いていたのに支払いを忘れていた
- 土日祝日の関係でPayPayカード側での着金確認が遅れている
もし支払いが完了している場合は、電話に出てその旨を伝えれば督促は止まりますので、無視せずに落ち着いて対応しましょう。
0570005046から電話がかかってきたときの正しい対処法
0570005046から着信があった場合の対処法は、ご自身の資金状況によって「すぐに支払えるか」「支払いが難しいか」で大きく異なります。
- 資金がある場合
▶すぐに折り返し・入金手続き - 資金がない場合
▶分割・リボ払いへの変更相談 - 共通:絶対に着信を無視しない
例えば、手元に資金があるならWebやアプリから即座に手続きを済ませるのが早道ですし、資金が足りない場合でも、相談することで分割払いなどに変更できる可能性があります。
ここでは、状況に応じた適切なアクションプランを具体的に紹介しますので、ご自身の状況に合わせて対応を進めてください。
支払える場合はすぐに折り返して支払い調整をする
支払い可能な資金が手元にある場合は、速やかに0570005046へ折り返し連絡を入れるか、会員メニューから入金手続きを行いましょう。
- 電話で手続き
「いつまでに入金できるか」という支払予定日を登録する。 - Web/アプリで手続き
会員メニューから指定口座を確認して銀行振込を行う。
なお、支払い手続きが完了しても、カード会社側で入金確認が取れるまでは数日かかる場合があります。
そのため、行き違いで再度電話がかかってくる可能性がある点には注意が必要です。
督促の電話を確実に止めるためにも、まずは電話に出て支払いの意思と予定日を明確に伝えることから始めましょう。
すぐに支払えない場合は分割やリボ払いへの変更を相談する
もし手元の資金が不足していて一括での支払いが難しい場合は、放置せずに支払い方法の変更(分割払いやリボ払い)ができないかを確認しましょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| お支払い日 | 毎月末日締切、翌月27日払い ※休祝日の場合は翌営業日 |
| 手数料(実質年率) | 18.0% |
| 手数料計算方法 | 毎月締切日時点のリボ払い利用残高(明細単位)×(実質年率18.0% ÷ 12) |
| リボ払い利用枠 | 0〜500万円 ※カード入会時の「ご契約内容のご案内」にて通知 |
※参考:リボ払い|PayPayカード
※PayPayカードの規約は「PayPayカード利用規約」をご確認ください
PayPayカードのリボ払いは「残高スライド方式」を採用しており、月末時点のリボ残高に応じて翌月のお支払い元金(最小額)が自動的に変動します。
| 月末のご利用残高 | お支払い元金(最小額) |
|---|---|
| 200,000円以下 | 3,000円 |
| 200,000円超 | 10,000円 |
※初期設定は3,000円です(3,000円以上1,000円単位で変更可能)
※コースの変更は1日1回まで可能です
※設定金額以下の利用や、利用金額以上に設定した場合でも手数料が発生します
PayPayカードでは、引き落とし日の後でも、アプリや会員メニューから「あとからリボ」や「あとから分割」へ変更できる期間が設けられています。
期限を過ぎている場合でも、コンタクトセンター(0570-02-8181)へ正直に事情を説明することで、何らかの猶予や支払い計画の相談に乗ってもらえる可能性があります。
「払えないから」と電話を無視するのではなく、まずは誠意を持って相談し、少しでもリスクを軽減する行動をとってください。
0570005046からの電話を無視するとカードの利用停止や遅延損害金の発生につながる
0570005046からの電話を無視し続けることは絶対に避けましょう。
なぜなら、連絡を放置することでPayPayカード側は「支払う意思がない」と判断し、ペナルティのレベルを段階的に引き上げていくからです。
支払期日の翌日から即座に適用されます。
携帯への連絡がつかない場合、連絡先が拡大します。
信用情報に傷がつき、裁判沙汰になるリスクも。
「たかが数日の遅れ」と軽く考えていると、今後の生活に必須なクレジットカードやローンの契約ができなくなるなど、様々なリスクにつながります。
以下では、電話を無視し続けた場合に起こりうるリスクを、時系列に沿って具体的に解説しますので、確認しておきましょう。
PayPayカードやPayPayが利用停止になる
支払いが確認できない場合、真っ先に起こるのが「PayPayカード」および「PayPayの一部機能」の利用停止です。
PayPayカードの利用規約に基づき、早ければ支払期日の翌日からカード機能が制限され、買い物やキャッシングができなくなります。
各種引き落としをPayPayカードに設定している場合、それらの支払いも滞ってしまい、電気やガスが止まる二次的な被害に繋がる恐れもあるでしょう。
また、普段使っているスマホ決済の「PayPay」においても、カード払い(クレジット)の設定をしている場合は、その機能が使えなくなる可能性が高いです。
基本的には滞納分を支払えば数日〜1週間程度で利用再開されますが、生活インフラへの影響を最小限にするためにも、一刻も早い対応が求められます。
遅延損害金が発生する
支払期日の翌日からは、本来の請求額に加えて「遅延損害金」というペナルティ料金が日割りで加算され始めます。
これは「支払いが遅れたことに対する損害賠償」としての性質を持ち、PayPayカード(ショッピング利用)の場合は年率14.6%という決して低くない利率が適用されます。
| 遅延損害金の計算例 | |
|---|---|
| 10万円を1ヶ月滞納した場合 | 約1,200円の余計な出費が発生 |
「数百円程度なら」と甘く見ていると、滞納期間が長引くにつれて雪だるま式に金額が膨れ上がり、返済の負担がさらに重くのしかかることになります。
無駄な支出を抑えるためにも、1日でも早く元金を返済し、遅延損害金の発生をストップさせることが重要です。
自宅・職場に督促電話が来る可能性がある
携帯電話(0570005046)への連絡を無視し続けていると、次は自宅の固定電話や職場にまで督促の電話がかかってくる可能性があります。
カード会社としても、本人と連絡が取れない以上、安否確認や所在確認のために連絡先を変えてアプローチせざるを得ないからです。
職場への電話は「個人名」でかけられるなどプライバシーへの配慮はなされます。
しかし、頻繁に個人名で電話がかかってくれば、同僚や上司に不審がられるリスクは避けられません。
貸金業法などの法律で「正当な理由のない職場連絡」は制限されていますが、「本人と連絡がつかない場合」は正当な理由として認められるケースがあります。
借金の事実を周囲に知られたくないのであれば、携帯電話にかかってきた段階で必ず対応し、職場への連絡を未然に防ぐようにしましょう。
PayPayカードからの訴訟など法的措置がとられる
督促を長期間にわたって無視し、滞納期間が3ヶ月〜6ヶ月程度に達すると、PayPayカード側は法的措置に踏み切る可能性が非常に高くなります。
具体的には、裁判所から「特別送達」という特殊な郵便で「支払督促」や「訴状」が自宅に届き、これを受け取らない場合でも法的手続きは進められてしまいます。
※参考:裁判所からの「訴状」?-特別送達について-|国民生活センター
もし裁判所からの通知も無視して判決が確定すると、最終的には「強制執行」として給与や預金口座が差し押さえられる事態になりかねません。
こうなると生活基盤そのものが危うくなるため、裁判所からの封書が届く前の段階、できれば電話督促の段階で解決へ向けて動くことが何より重要です。
いわゆるブラックリストに載り信用情報に傷がつく
滞納が「61日以上」または「3ヶ月以上」続くと、信用情報機関(CICなど)に「異動情報」として事故記録が登録されます。
一度ブラックリストに載ってしまうと、PayPayカードだけでなく、他社のクレジットカードやローンの審査にも今後一切通らなくなります。
- 新しいスマホの分割払いができなくなる
- 住宅ローンやマイカーローンが組めなくなる
- 新規のクレジットカードが作れなくなる
たった数ヶ月の滞納が、その後5年以上の不自由な生活を招くことになるため、信用情報に傷がつく前に何としてでも支払いを済ませるようにしましょう。
0570005046に関するよくある質問
0570005046からの着信について、多くのユーザーが疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。
特に「他の番号からもかかってくるのか」「いつまでに払えばセーフなのか」といった点は、対応を間違えるとリスクにつながる重要な部分です。
例えば、別の番号からの着信を詐欺だと思って無視していたら、実はPayPayカードからの重要な連絡だったというケースも少なくありません。
以下では、それぞれの質問に対して、公式情報に基づいた正確な回答を解説します。
0570005046以外の番号でPayPayカードから電話は来ますか?
はい、0570005046以外の番号からもPayPayカード(または関連部署)から連絡が入る可能性があります。
原則として支払いの督促は0570005046から行われますが、コンタクトセンター(0570-02-8181)や、PayPay銀行(0120-58-1817)など、状況に応じて異なる窓口から発信されるケースがあるからです。
また、電話だけでなく、携帯電話番号宛にSMS(ショートメッセージ)で支払いの案内が届くことも一般的になっています。
正規の番号であれば無視をせず、必ず折り返して用件を確認するようにしましょう。
PayPayカードの支払いはいつまでにすればいいですか?
支払いは、電話やハガキで指定された「期日」までに完了させる必要がありますが、リスクを避けるためなら「今すぐ」の対応が鉄則です。
PayPay銀行を引き落とし口座に設定している場合を除き、基本的に再引き落とし(再振替)は行われないため、ご自身で銀行振込などを行う必要があります。
具体的には、滞納から「2ヶ月(61日)」を超えると信用情報機関に事故情報が登録(ブラックリスト入り)されるため、このラインが絶対的なデッドラインと言えるでしょう。
しかし、それ以前でも支払いが完了するまではカード利用停止が続き、遅延損害金も毎日加算され続けるため、1日でも早く支払うに越したことはありません。
まとめ:0570005046からの電話は無視せず適切に対処しよう
記事でお伝えした通り、0570005046からの着信はPayPayカードからの重要な連絡であり、決して「詐欺」や「間違い」として無視してはいけないものです。
- 0570005046はPayPayカードの正規の督促電話
- 無視するとカード停止・遅延損害金・法的措置のリスクがある
- 資金があるならすぐに折り返し&入金
- 資金がないなら分割・リボの相談を行う
連絡を放置し続けることは、カードの利用停止や遅延損害金の発生に留まらず、将来的なローン契約やクレジットカード作成ができなくなる「ブラックリスト入り」という最悪の結末に直結します。
もし現在支払い可能な状況であれば、迷わずすぐに折り返しの連絡を入れるか、会員メニューから振込先を確認して入金を済ませることが、トラブルを回避する唯一の方法です。
一方で、どうしても支払いが難しい場合でも、着信を無視するのではなく、担当者に誠意を持って事情を説明し、分割払いやリボ払いへの変更など、現実的な返済計画を相談してみてください。
この電話に出ることは決して怖いことではなく、むしろあなたの信用と生活を守るための第一歩ですので、焦らず冷静に、今できる最善のアクションを起こしましょう。

