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ディレクター日記

272017

音楽劇「君よ生きて」

生まれて初めて音楽劇なるものを観劇してきました。

その名は「君よ生きて」

君よ生きて

第二次世界大戦終了後のシベリア抑留を題材にした舞台で、本当に心から感動しました。

まず、3時間に近い時間の劇なんですが、長ーいセリフや、めちゃくちゃ早口なセリフなんかが随所にあり、それを嚙むことはあっても、間違うことなくしっかりとしゃべりながら、演技をし感情を伝え、しかも音楽劇なので、歌あり踊りありで、その迫力に圧倒されました。

音楽劇

人ってこんなことが出来るんだ!と純粋に関心しまして、やっぱり足を運んで生で観て感じるということは、とっても大事なことなんだなぁと感じました。

そして、劇の内容なんですが、「シベリア抑留」と言いますと、山崎豊子さんの不毛地帯という作品がありますが、テレビドラマでやっていたのを見たことがあるくらいで、詳しくは知りませんでした。

1945年8月15日の終戦時、満州や中国大陸、朝鮮半島には、軍人、一般人含めて660万人もの日本人が滞在しており、終戦を機に日本へ帰国するのですが、無事帰国できずにソ連につかまりシベリアへ強制連行され、無理やり労働させられたというものです。

当時の日本の人口が7000万人程度でしたので、実に11に人に1人が、国外から引き揚げてきた人であったそうです。

その数字にはほんとうにびっくりしましたが、今頃そんなことを知って驚いている状態にも、とても違和感を感じました。

中央公会堂

シベリアには57万人以上の人々が連れていかれ強制労働させられたそうですが、極寒の地シベリアでは、食べるものも少なく、満足に与えられずに栄養失調になり、あまりもの寒さで凍傷になるなどして、多くの人が命を落としていったそうです。その数5.5万人。

日本に帰ることを夢見ながら異国の極寒の地で命果てた方もいれば、それを耐え抜いてなんとか日本の地に帰ることが出来た方でも、それが必ずしもハッピーエンドにはならなかった人もいたようです。

これは全く知らなかったことですが、帰国後、ソ連の共産主義を広めるスパイだと疑いをかけられて、投獄されたり、疎外されて命を落とした方もたくさんいるそうです。

しかし、そんなむごい状況でも私たちの先人は生き抜き、命をつないできた。
そのバトンをつないでほしい。
君よ生きて。

そんな熱いメッセージが込められた感動のお話しでした。

生きていれば、本当につらくて不安で、耐え難い状況に陥ることもありますが、それでも希望をもって前を向いて生きていく勇気をもらったように思います。

 

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