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ディレクター日記

6282010

人生の主人公

今日は、ある本のご紹介です。

今回読んだ本は、大津秀一さんというお医者さん(緩和医療医)が著者で、「死ぬときに後悔すること25」という著書が、テレビ番組(エチカの鏡)でも取り上げられている先生です。

題名は、「感動を与えて逝った12人の物語」。

1000人の死を見届けてきた終末期医療に携わる大津先生が、心に残った患者さんの話をまとめたのがこの本です。

それぞれのお話が、心に響く物語で、どのような最期を迎えるのかは、どのような経験をして、どのように生きてきたのかが問われる、まさに人生の集大成なんだなぁと考えさせられました。

その本のあとがきで、先生はこう締めくくっています。

(要約)
今の日本に必要なのは、モラルである。個人主義が輸入され、日本では、「自分優先社会」あるいは、「自分以上に偉い者がない社会」という形になってしまった。
この本で紹介した人たちのように、利己主義ではなく、利他に生きるからこそ、人は強く生きられる。
そのそれぞれは、無名な人物の物語だけれど、そこにはけっして平凡ではない物語がある。
そういった人たちの想いが次の世代へ伝わり、歴史となる。
「人はその生き方を他者に刻むために生きている」
何かを他者に伝えよう、何かを他者に残そう。

それを読んで、『人は誰でも自分の人生では主人公』という言葉が思い浮かびました。

かなり昔ですが、テレビでこのフレーズを聞いて、自分なんて・・・と、ある意味控えめな考え方の人間からすると、自分が“主人公”だという言葉にちょっとした衝撃を感じました。

でも、今の日本人は、それを“自分さえよければいい”というような間違った考えに変えてしまったのかもしれませんね。

山に不法投棄をしたり、バーベキューのゴミをその場に捨てて帰ったり、民家の近くで夜中に花火をしたり・・・・・・
そのような迷惑行為がテレビでも報道されていますが、いつからそんな世の中になったんでしょうか。

人のためにどう生きるのか。どう生きれば、最期に幸せだったと言えるのか・・・・

そんなことを考えさせられた本でした。
まだ読んでない方は、ぜひ読んでみてください。

僕は、次は「死ぬときに後悔すること25」を読もうと思います。

コメント

  1. ドキンちゃん より:

    本当にその通りですね。

    自分だけがよければいいって絶対に成立しないのに、

    それを勘違いして実践している悲しい人が多すぎますね。

    運転中に窓からゴミを投げる人を見るたびに悲しくなります。

    早く気づいて欲しいと願います。

  2. オニオン・ウェブ より:

    そうですね。
    道路に吸い殻を全部ぶちまけていく人もいますもんね :roll:

    逆に、ゴミが落ちているのを見つけた時に、それを拾うか否か、“神様に試されてる”と思って、ゴミを拾うということを誰かが言っていました。

    みんながそう思って行動できれば良いんですけどね。

    ちなみに、俳優の哀川翔さんの家庭では、ゴミを拾わずにまたぐと半殺しだそうですね :-P

  3. テクノ森田 より:

    車から煙草をポイ捨てするのは、ホントよく見かけますよね。
    でも他国に行くともっともっとゴミが落ちていますよ。
    先進国でもアメリカは・・・。
    資本主義が使い捨て文化を産み、戦後の教育が個性とわがままの違いを教えずにきました。
    これは年齢・世代にはあまり関係ありません。

    拾う人は捨てない。

    「ひとつ拾えばひとつだけキレイになる」
    まずは自分が出来ることからですね。
    そのような人が、増えてくれば、心ない人も影響されます。
    まず主体変容、自分が変わることですね。

  4. オニオン・ウェブ 江川 より:

    人を変えることは、難しいですが、自分が変わることは、自分次第ですからね :wink:

    そうやって、人に影響を与えることができる人間になりたいものです!